Osterizer Cycle Blend

かみさんが結婚祝いとして希望を申し上げて頂いた物で、かれこれ三十五年になろうか。長年の酷使で、ガラス製のジャーがついにパックリと底が抜ける様に割れてしまった。

これは困った。これ程に使い慣れた物はなく出来れば同じ物を使い続けたいのでなんとかならないか、と云う事でキッチンエイドの例もあるし、きっと部品から何からまだ手に入るハズと探してみた。すると有るではないですか、パッキンやジャー、キャップの類まで。ジャーに至っては、サードパーティ製とおぼしきプラスチック製の軽い物まで出回っている。プラスチックの軽いのがあるよと訊くと、酷使するのですぐ壊れるのはダメとこれまでのガラス製にする事に。ガラス製はと云えば、オスタライザー社純正、OEM製、サードパーティらしき箱無しバルク品と様々。日本へ発送すると云うカリフォルニアのヴァン・ナイズからの直送、バルク品にしてみた。

その後、国内でこのオスタライザーのオーバーホールや修理をしている店がある事をWEBで知った。モーターのコイルまで写し込んだ作業風景を掲載してある。オーバーホールではオスタライザー純正部品を使用した減りやすいセンター回転中心部の部品交換とクリーニングがメインらしい。サビサビの部品が新品となって帰って来る。早速お願いする事に。

またまた、それにしても、である。酷使する事三十五年、トラブル無く動き続ける事、また、三十五年前の製品の部品が細かな物まで通販で手に入る状況に、道具・製品に対する考え方の違いとして深い感銘を受けた次第。

オーバーホールして調子よく使い込んでいた4年後、昨日まで全く支障なかったガラス製ジャーの全周にひびが入ったと、ミキシング中に慌ててかみさんが知らせてきた。前回交換したバルク品、ガラスの色合いがなんだか以前の純正品より緑がかっているなとは感じていたが、やはり、と納得。さてさて、またまたアメリカ直輸入も手間がかかるし、国内のオーバーホールしてくれたところにお願いしようか、まずは探してみようと検索すると、Amazonに純正品と謳うジャーが出品されていた。経費的にもヴァン・ナイズからの直送バルク品と似たり寄ったりと云うことで、今回はAmazonからの購入とした。Amazon箱から出てきたジャーの箱には、見覚えのあるGoodman'sのテーピングが。たしか別掲KitchenAidミキサーのモーター用カーボンブラシの購入先だった様な。Amazon出展は国内の商会だったが、仕入れ経路にGoodman'sが関与していた様子。今度のガラスはとてもクリア。


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