ASKO Gas Oven

三十年程前システムキッチン購入の下調べのために、当時は我が街には無かったショールームを覗きに県都まで出向いた。システムキッチンのはしりだった分割配置型の木目調カウンターキッチンに、魚焼きが無くてもオーブンが必要と言う事でガスコンロの下側全体がオーブンとなっている種類を選び、お世話になっている我が街の家具屋さん経由で我が家にやって来た。

その後そのガスコンロ&オーブンは長い事大活躍したが、ガスコンロやオーブンの特にバーナー部分や点火スイッチ部分が長年の酷使で壊れてしまう事がたびたび。そのたびに素人微調整で使い続けていたが、どうしても部品交換が必要となり、耐用年数を過ぎていたが部品さえあれば直るのにと言う事で製造メーカへ直接事情を説明すると、それではと互換部品をわざわざ送ってくれた。ありがとう、クリナップさん。素人作業でなんとか交換し、その後も使い続けたが、四、五年前、ついに音を上げる時が来た。

幸い分割配置型なので、ガスコンロ&オーブン部分を入れ替えればいいと云う事になり、早速同型機種を探す事に。しかしながら国産のものはどうしても魚焼き器のニーズが高いらしく、コンロの下側全体がオーブンとなっているものが見あたらない。そうこうしている内に、手頃なサイズでROSIELES(ロジェール)社RCG-622シリーズ、ASKO(アスコ)社G203シリーズの存在を知った。大型ではGE社の物もある様ではあったが、今までの代替となると、コンパクトな物と言う事になる。

ロジェール製はコンロ部分に板状のカバーが付いており、お国柄を反映するかの如くにデザインも可愛らしさを漂わせ、素敵。アスコ製は質実剛健でこれも北欧デザインそのもの。さて、東北の片田舎で手に入るかが大問題。ロジェール製は代理店の関係で関東以南のみ。対するアスコ製は、かろうじてつくば市の販社が東北へ通販しても良いとの情報。ただし、故障の場合には杜の都からの出張修理となりそうで、それなりの覚悟が必要。入手した図面を元にガス取り付け部分などの据え付け情報を確認するも、細かな部分が判らない。それではと、輸入商社のショールームに実物展示があるとの事で、大雨の中地図を片手に山の手の狭い階段を上ったビルでご対面。メジャー片手に細かな所まで調べさせてもらい、なんとか今までのガス配管のままで設置出来そうな事が判った。ただし、裏側の補強枠は取り外さないといけない事も判明。

暫くしてつくば市の販社から届いた品は、大きな梱包だった。お世話になっている地元のガス屋さんに取り付けを依頼し、めでたく初点火。AC電源による点火火花は、これまでの電池式より遙かに力強く豪快なものだった。廃熱が上部壁際なので、急遽素人細工のステンレス板を壁面へ取り付けた。レンジは四つ口で、国産三つ口用の吹きこぼれ汚れ防止アルミ箔レンジマットは使えない。このオーブン、コンベクション型(電動ファンで庫内の空気を強制対流させる事により、熱風を食材全体に行きわたらせるコンベクション機能)ではない古典的なモデルなので使い方に工夫がいるが、庫内で鳥などを丸焼き出来る電動回転串が付いており、なかなかに楽しめる。

ASKO Oven Broiler Option


Return