ショオジョオ
猩々
唐土かね金山の麓楊子の里に住んでいる親孝行の高風は、ある夜の霊夢に従い楊子の市で酒を売り次第に富貴の身となる。
ところが、市毎に酒を飲みに来る者がおり、何杯飲んでも平気なのであまりに不思議に思い名を尋ねると、海中に住む猩々だと答えて立ち去る。
ある夜高風は酒を用意し潯陽の川岸で待つと猩々が現れ、酒を飲み舞い戯れ高風の孝行の徳を褒めて汲めども尽きぬ酒壺を残して姿を消す。
曲柄:五番目
季節:九月
等級:五級
素
謡
座
席
順
ワ
シ
キ
テ
ワ
シ
キ
テ
高
猩
風
々
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