OLYMPUS CAMEDIA C-3040

OLYMPUS C-3040
OLYMPUS CAMEDIA C-3040(中古入手)

 銀塩カメラ時代の明るいレンズに郷愁を感じ、「動作未確認」と云うF1.8が付いた2コインの OLYMPUS C-3040 を手に入れた。動作確認するとズーミングにぎこちなさがあったが、単三電池ホルダーの接点に若干くすみが有り、やすりで軽く磨くと改善された。

 銀塩一眼よろしく光学ファインダーを覗いての撮影スタイルとなるが、液晶画面表示を消すボタンが有る。液晶バックライトを点灯しない事で電池消耗が抑えられる効果も期待される。CANON IXY800IS よりは時代がさかのぼると思われる C-3040 であるが、銀塩からディジタルへの過渡期の物造り思想が色濃く反映していると感じざるを得ない。ゴシゴシ洗浄後、往時のカメラスタイルよろしく SAMURAI Z2 のストラップを借用してみた。

 それにしても今時のコンパクトディジカメの挙動になれてしまった身には、ジー・ジーとレンズの動きが遅く感じられる。電池の消耗が激しいとの情報が有り、手持ちの激安単三充電池の容量1300mAhでは心許なく、調べてみるとパナソニック/三洋のエナセーブシリーズに2000mAhのプロ仕様の物があるらしいので、近々入手したいと考えている。

 さて、F1.8はどうであろうか。高速シャッターは期待できないので、F1.8を楽しむにはNDフィルターで明るい被写体を捕らえたい所。レンズカバー用のレンズ内側ネジ切り込みはズーム時に中からレンズが飛び出てくる造りなので、カバーをしたままではレンズの動きを遮る事になり要注意との情報も有り、ましてやNDフィルターをここへ着ける事も御法度、さてさてである。試写結果は後日掲載。


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