CANON PowerShot G5

CANON PowerShot G5
CANON PowerShot G5(中古入手)

 明るいレンズの郷愁シリーズ2台目として弄って楽しんでいた CANON PowerShot G3、色々調べているとテレコンバーターやワイドコンバーターが目に付いた。巨大なガラスの塊の如くのこれらのコンバーターの存在に、レンズフェチ的な感覚も伴って気になりだした次第。

 コンバーターを取り付けたPowerShotを妄想しつつ調べた挙げ句、広角側F2.0の明るさそのままで画素数が若干増加した CANON PowerShot G5 が5コインでやって来た。G3との比較としては以下の様な説明が見受けられる。
 G5入手後、順次値頃感のあるコンバーターを揃えて写真の様なセットが揃い、ウットリ至極。テレコンバーター(TC-DC58N)は1.75倍、ワイドコンバーター(WC-DC58N)は0.7倍、アダプターLA-DC58BをG5のレンズにすっぽり被せてコンバーターレンズを上乗せする取り付け方法となっている。従って、アダプターとコンバーターをセットするとG5本体のレンズは隠れてしまう。

 暫くしてテレコンバーターの出番がやって来た。舞台上の被写体を客席側から撮るのである。以前はズームレンズ銀塩一眼で撮っていたが、最近はコンパクトデジカメでの撮影がほとんど。しかしながら、もう少し倍率が欲しいと撮り手から要望されていたのである。RICHO R4の7.1倍でも良いのだが、ここは早速明るいレンズで4倍×1.7倍のG5の出番。倍率に満足。

悦楽の思い

 初期のデジカメから接してきた者にとっては、デジカメは画素数を競ってきたと感じている。しかしながら、当方の印象に残る写り具合は300万画素位がピークではなかったか。画素サイズと受光光量のバランスが写り具合に大きく影響していると感じられるのである。特にも、画素に最大限の光量を取り込もうとしていたと思われるFUJIのスーパーCCDハニカム、これを採用していた有効画素数310万画素の FinePix A310、色の乗り具合、銀塩写真の様な深みのある写り込みにとても驚き感動したものである。開放F値の明るさを深めているGシリーズ、画素サイズと受光光量のバランスの観点で、G3の400万画素やG5の500万画素辺りの写り込みを期待したい。試写は後日。

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