AIMP

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 パソコンは8080、8085のCPUチップと周辺ICを組み合わせてハンダ付けしたりしてアセンブラ言語でヨタヨタと単一機能を作動させていた頃からの付き合いで、その後のDOS、Windowsと変遷を共にしてきた。ミニコンと称される機器(UnixのマザーとなるPDP-11)を稼動させながら大型計算機と称されていた頃のオペレーティングシステム(OS)環境とも時代を共にしてきた中で、パソコンOSの進化には目を見張る物があった。

 音楽をパソコンで再生する転機をもたらしたMP3時代に入り、Windows Media Player の総花的なコンセプトに違和感があり 初期バージョンから Winamp をずっと使い続けてきた。郵便局で外国為替を購入、送金しての登録だった。

 しかしながら、愛用の Winamp も、昨今の楽曲ダウンロード主体の iTunes や Windows Media Player に遅れじと、ネット接続前提のダウンロード販売主体のコンセプトへ転身してしまうに至って、気分が遠のいていた。更に大好きなVUメータのアドオンに一苦労なのである。

 音楽再生に特化した、シンプルな物がないものか思案していた所、VUメータがビルトインされた綺麗なスキンの再生ソフトが目についた。最初目にしたものはロシア語ページで、失礼だがなにやら怪しい雰囲気を醸し出していた。怪しいグッズ大好きな当方としては、VUメータのビルトインだけで目を奪われて詳細に調べる事に。AIMPである(http://www.aimp.ru/)。7周年とある。これも紛れもなくいやはやな世界であった。詳細はネット情報に譲るとして、楽曲商売を全く意識していないピュアオーディオを突進しているコンセプトと理解した。同好の士によってたくさんのスキンが発表されており、大好きなVUメータはと云えば、ビルトインされて起動時にメータカバーが開いて現れると云う心憎いしかけが用意されている。

 早速の入れ換えである。


[1]AIMP: Home Page、http://www.aimp.ru/index.php

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